2011年4月26日火曜日

Sony Tablet

ソニーがAndorid 3.0搭載の「Sony Tablet」を発表、2画面搭載機もラインアップ

詳細なスペックや価格は現時点では未定らしいですが、デュアルコアのTegra2ということで、たぶんXOOMとかRegza Tabletとほぼ似たようなスペックでしょうね。

編重心だったり、上下2画面だったりと今までとは少し違ったのがでてきました。

ポイントは以下の4点のようです。
  1. 「最適化されたハードウエアデザイン&ソフトウエア」
  2. 「サクサクテクノロジー」
  3. 「ネットワーク エンタテインメント」
  4. 「様々な機器の連携」
どれも触ってみないとなんとも言えないですが、期待できそうです。
5月前半の組み込み技術展とかに出展されるといいですね。

2011年4月24日日曜日

エンジニアとしての生き方

エンジニアとしての生き方の出版記念講演会に行ってきました。
http://atnd.org/events/14916

中島さんはアルファブロガー・アワードをきっかけにブログで知ってそれからずっとエントリーを読んでいて、個人的には多大な影響を受け、最も尊敬するエンジニアの一人でもあります。

そういったことでかなりフィルターがかかっているかもしれませんが、面白くて意欲が湧いてくる話で本を読んでいない方も理解できる内容ですので、是非USTを見るといいと思います。
Ustream
http://www.ustream.tv/recorded/14242024

講演を通して思ったことは、いろいろな経験を通して自分のビジョンを明確にしていき、そしてそれに向かってつっぱしることが大切だなと。
また老後に夢をみるのではなく、今を楽しみたいなと楽しげに語っている姿を見て感じました。


本は中島さん(@snakajima)のブログ Life is Beautifulの中や書籍などへの寄稿からピックアップしてまとめたものなので、私のようにほとんど目を通している人は立ち読みでも十分かもしれませんが、やはり、本という形でまとめて書かれているとぱっとみたいときに見れるのはいいかなと思いますので買ってもけっして無駄ではないかと思います。

こういう本に高校、いやせめて大学時代に出会いたかったと切に思います。過ぎたことはどうにもならないので、これから超がんばるしかないですね。



以下講演メモ

・起きるのは4時
だれにも邪魔されないように朝4時に起きて7時まで3時間集中してプログラミング。
明日はあれとこれをすると決めておいてやっているので無駄がない。

・終身雇用は嫌い?
終身雇用では、5年先や10年先にいいことがあるよとニンジンをぶらさげて走らせてきているが、今の時代では、5年、10年先にほんとにニンジンがあるのか怪しい。

・昔のマイクロソフト
トップからボトムまでビジョンを共有してたからすごかった。
プログラミングにおけるひとつひとつの意思決定もトレードオフがあるので経営者感覚の判断が必要。それがトップに聞かなくても一人ひとりが正しい方向に意思決定できるということはすごい強みだった。
しかし、OSをすべてマイクロソフトにするという目的が達成されてからは、方向が定まらず迷走したのでは。
今はクラウドの重要性を理解したようなのでまた巻き返すのでは。

・マイクロソフトをやめたのは?
5年先とかはわからないので半年先くらいのことをがーっと作るほうがいいと思っていたが、ビル・ゲイツはそういうのは小さい会社がやることで、マイクロソフトだけができることは数年先のことに千人つっこむことという意見で意見があわなかった。
しかし、経営として考えるとゲイツのほうが正しかったかも。

・電子書籍について
電子書籍はまだ最終系ではない。インタラクティブなところや、Webにつながるところなど紙でできなくてiPadでできることがあるから。

2011年4月23日土曜日

エンジニアのためのクラウド勉強会セミナーレポ

エンジニアのためのクラウド勉強会セミナー に参加してきました。
http://media.amazonwebservices.com/jp/seminar20110421/index.html

かなり申し込みも多かったみたいで2倍くらいの確率だったらしく、私はラッキーでした。

どの程度のレベルなのか不安でしたが、クラウドってよくわからんという初心者からカバーするような内容なので十分理解できた というか少々物足りない感は私でさえありましたので、本職で来ていた方は退屈だったかもしれないですね。

しかし最後の辺りは1年間フリーで登録して使えばこんなことができますよという紹介があり、これはとても面白いなと感じました。
分散処理とかの検証用に使うってのはほんとクラウドのメリットかなと。普通にやろうと思ったら環境作るだけで大変ですから。。

AWS無料利用枠(Free Tier)
http://aws.amazon.com/jp/free/

また、初めて知ったのですが、Amazonのサポートの仕事はS3ならS3の担当みたいな各サービス毎にサポートが割り当てられるわけではなく、全部のサービスが対象らしいです。上から下の層まで知ってないとできないので必要な知識量半端なさそうですね、すごい!

後日Twitterの#jawsugのハッシュタグで資料も公開してくれるみたいなので楽しみです。
その際にはこちらにもリンク貼ろうと思います。(4/24リンク追加)
資料
http://www.slideshare.net/kdoi/20110421

またちょうどこのセミナーやってる最中に派手にアメリカのAmazonのデータセンターが大規模トラブルを起こしていたのはなんとも・・

Amazon EC2、長時間ダウン―Reddit、Foursquare、Quora等軒並み巻き込まれるhttp://jp.techcrunch.com/archives/20110421amazon-ec2-goes-down-taking-with-it-reddit-foursquare-and-quora/

以下メモ

クラウド入門

クラウドコンピューティングの5つの特性
・柔軟性
・制御可能性
・スモールスタート
・すぐつかえてすぐやめられる
・だれでも使える

クラウドが解決する問題
・調達のサイジング、キャパシティプランニング(厳密な稼働率計算やピーク設計)の必要性低下。テスト環境=本番環境になる。
・迅速なビジネスの立ち上げ。初期投資が少なくて済む。撤退も楽。

エンタープライズの場合
・従業員の数が決まっているような環境に入れる場合は見積もれてしまうのでクラウドのメリットは享受できない ということは必ずしもない。
・バッチによるデータ処理で、ジョブが突然大量に増えても、並列処理の数をスケールすることで一定時間でジョブを終わらせることが可能。

Amazonの事業
Amazonは薄利多売。
この理念をもとに以下の4つの事業をやっている。
・Eコマース
・マーケットプレイス
・物流サービス
・クラウドコンピューティング

AWS(AmazonWebService)はAmazonのあまったリソースで使われていると思われているが、2007年以降はAWSのほうがトラフィックははるかに多い。

他のクラウドとの違い
GoogleAppEngineやSalesfourceなどは、PaaS、IaaS、SaaSといったものに分類されるが、AWSはアプリケーション、プラットフォーム、などまたがっているのでそういった分類には分けられない。
AWSは既存のサーバー環境をそのまま移植したり、戻したりすることができることを狙っている。

AWSのメリット
・すべてのサービスにAPIがあるので、作業を自動化しやすい。
・データセンターが選べるので海外移転が楽。
・1時間単位で課金
・商用Linuxやミドルウェアがサポート付きで使える

EC2(ElasticComputeCloud)
・ピーク時にオートスケールする

S3(SimpleStorageService)
・Durability(データを失われない確率)は99.99999999999%
・今まで一度もオブジェクトがきえたことはない。
・データの所在国を明確に指定することができる。

SDK
・SOAP/RESTのAPI
・公式SDKとして、Java,.NET,PHP,iOS,Android用がある。

FreeTierで試してみるといいこと
・並列コンパイルとかSoftwareRAID
・VPC
・EMRを使ってHadoopをやる
・EclipseにAWSのプラグインをいれてみる
・初心者とかはTomcatとかいれてみる

2011年4月20日水曜日

Regza Tablet

Apple:Samsungは「模倣することを選択した」
http://jp.techcrunch.com/archives/20110418apple-says-samsung-chose-to-copy-iphone-and-ipad-sues-them/
Appleが久々にApple無双を発動しているときに
東芝もようやくまともっぽいタブレットをだしてきました。

Toshiba(東芝)が10.1インチAndroid 3.0のRegzaタブレットを発表http://jp.techcrunch.com/archives/20110419toshiba-regza-tablet/

外側の削りアルミ感はものすごくなにかにインスパイアされた感はびんびん感じますが、
スペック的にはほぼXOOMと同様っぽくて同じようなものなんではないでしょうか。

でもやっぱり重さはiPad2よりも150g以上重いんですよね。
こう思うとiPad2はよくできてるなぁと思います。
東芝としてはiPadの前のモデルのほうをターゲットにしていたからこうなったのか、
Androidの省エネ性能だとこうなっちゃったのかどっちなのか気になります。

あと値段も700ドルオーバーはちょっと・・
AndroidがiPadと真正面に戦うのであれば、値段と重さで上回らない限りは話にならない気はします。電話だとキャリアとかメールアドレスとかの問題でAndroidってひとも多いでしょうが、タブレットに関してはそういう壁がない世界なわけですから。

重さと値段を補ってあまりあるものがRegzaAppConnectにあるとはちょっと思えないですが、ちょっと気になります。
以前はなんたらLinkが流行りましたが、これからはなんとかConnectが流行るのでしょうか

タブレットでの差異を出すのに苦慮しているのはとても伝わってきますが、
ほんとこのiPad以外は横並び状態はどうにかならんもんでしょうか。

2011年4月17日日曜日

Git基本操作

基本コマンド

git init

git add

git add .

git add -u リポジトリに登録されているファイルで変更されたものをインデックスに追加

git add -A ツリーの変更(削除、追加)

git add i 対話的にインデックスに追加

git diff --cached

git commit

git commit --amend 直前のコミットを削除してコミット

git diff

git show

git push

git pull

公開用リポジトリの作成


sudo mkdir /var/repo
cd /var/repo
git clone --bare repository_path ./name.git
git-daemon --export-all --enable=receive-pack --base-path=/var/repo
cd /var/repo
mkdir repository_name
cd repository_name
git --bare init
[1844] fatal: The remote end hung up unexpectedly
が出たらフォルダのパーミッションの問題
chmod 777 repository_name
git remote add test2 git://remote_repository_address/test2.git
git push git://remote_repository_address/test2.git

2011年4月15日金曜日

職場のハードウェア

職場のハードウェアを破壊してでもアップグレードを手に入れたい ?

僕は短気な性格ですので、いらっときて壊そうかと思ったことはしばしばありますが、
実際問題アップグレードしたくてもできない状態です。
特にリーマンショック後は特にアップグレードは困難で、新しいPCを買おうなんてほぼ無理です。(新人含む)

現在入社してからずっと同じPCを使っているのでかれこれ8年でしょうか・・
メモリは1Gくらいに増設したものの、それ以外はデフォルトで、実家のWebとOfficeしか使わない親のマシンのスペックのほうが高いんですよね。。
正直家で仕事したほうが全然快適で、家庭のほうがオフィスよりもテクノロジーが進んでいることを肌で感じます。

購入するには社内のシステム部門にお願いせねばならず、そこは完全なるお役所仕事でまったく話が通じないわけで、数々の人々が挑んでは敗北していき、だれも立ち入ろうとしなくなったという、これぞまさに大企業病です。

エンジニアにとっての道具なわけですから、もう少しどうにかしてほしいものですが、
どこまでを許すのかも大きな会社だと線を引かざるをえないのかもしれませんが。

エンジニア手当とかで給料に上乗せしてそこから自分で買うなどとかはできないのかなぁなんて思うこのごろ

2011年4月13日水曜日

広告付きKindleは$25安く登場

Amazon、広告付Kindleを$114で発売($25安くなった)http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=7a3ce9019d3838eedae93ca9313f6fc6

6インチ版ですが、日本円換算だと1万円を切るプライスになって気分的に手を出しやすくなったのではないでしょうか。

私もオライリー本を読む用にちょっと欲しいなと心揺れております。
iPad2はいつになるかわからないですし、本として持ち歩くのであればKindleのほうがよいと思います。

2011年4月11日月曜日

フェイスブック 若き天才の野望

フェイスブックの始まりから現在にいたるまで500ページに渡って書かれており、
量、質ともに「Google秘録」に近い感じで、Google秘録がGoogleを知るうえで必読であるのと同様に、本作もFacebookを知るうえで必読と言える。



Google秘録よりも、より創始者であるザッカーバーグの人間的なところが描かれている。

最近では映画「ソーシャルネットワーク」の影響もあり、日本でもかなり普及しはじめてきているフェイスブックだが、日本で根をはっているMixiやこのところブレイクしているTwitterがあることで、それほど使われていないように見受けられる。
僕自身もアカウントはつくったものの、Twitterもやってるし、これ何に使うのだろうかと思い悩んでいたのだが、この本を読んで、フェイスブックの向かう方向性を知ることができ今後使うにあたって何か安心感を感じた。

それはこの若いCEOの会社に実名からなるプライバシーの高い情報を預けて良いものかと感じていた不安感が、彼の壮大で明確なビジョンを目にしたことで、払拭されたとともにとてもこの会社への期待を感じた。

Googleのような会社はそう簡単にはこの先でてこないのかと思っていたが、こんなにも早く突然にGoogleと双璧を成すような企業が産まれてこようとは思いもしなかった。
それだけWebという世界のスピードのとんでもない速さを驚異と感じつつも憧れもある。

プライバシーの問題と政府も注目するほどの巨大な存在となったフェイスブックが今後どのように成長していくのか。この若きCEOであればよい今後も明るい方向に導いていくのではないだろうか。

2011年4月3日日曜日

ザッポス伝説

オンライン靴店ザッポスのCEOトニー・シェイの生い立ちからAmazonへの買収までについて書かれた本。
メインの話は経営に関することですが、それに至るまでの話も成功したことから失敗したことまでリアルに描かれていておもしろいです。

ザッポスの企業文化、経営についてだけでも読んだだけでもかなり勉強になります。
ですが、なぜこういう経営にいたったのか、どうしてこういう企業文化ができるに至ったのかについては、最初から読んだほうがより納得出来るかと思いますので、是非全文読むことをおすすめします。



ザッポスはAmazonへ買収されたことくらいしか知らなくてたまたまiPhoneアプリで無料だったので読みました。
ザッポスCEOのトニー・シェイは幼いころから自分で考えてビジネスをしていたってところから生まれながらにしてビジネスのセンスがあったことが伺え、若くしてリンクエクスチェンジをマイクロソフトに売却して大成功します。しかし、リンクエクスチェンジのようにとんとん拍子でうまくいくことは珍しく、ザッポスでは資金調達や流通システムなどで苦難の連続で常に綱渡りのような状態で会社をやりくりするなど、いくら素晴らしいサービスでもやはりスタートアップというものの難しさが感じられました。特にベンチャーキャピタルからの資金提供は怖いなと思いました。ザッポスは単にAmazonへ買収されたのかと思っていましたが、文字通りの「買収」ではなく、実際にはザッポスにとって最善の選択がAmazonと「組む」ことだったことがわかりました。
また、苦難を乗り越える上で交友関係の広さについて改めて重要性を感じました。とくにスタートアップ系の経営者のかたたちの動きが活発なのもこういうことから来ているのかもしれません。
最後に企業としてのザッポスについてですが、サウスウエストと似ているなという印象です。どちらも顧客満足について各社員が裁量を持って自分自身で考えて行動している点が似ていると感じました。それがなぜできているかというとザッポスは強い企業文化を持ち、だれもがそれを理解していることにあります。企業文化は真似することはできず、企業文化をきちんと持たない企業がザッポスと同じことをやっても社員が同じ方向を向いていないためうまくいかないでしょう。
どの会社も創業当時はみんな同じ方向を向いているため、たいていうまくいくと思いますが、やはりだんだん会社が大きくなるに連れていろんな目的を持った人が入ってくるようになりうまく回らなくなり、一度そうなってしまうとなかなか補正がきかないというのがいわゆる大企業病なんだなと改めて思い知らされました。そこをうまく大企業病にならないように成長させたのがザッポスの最もすごい所だと思いました。